空気(酸素)触媒


光触媒と無光酸素触媒の原理

空気(酸素)触媒

酸化チタン光触媒の原理
酸化チタンは紫外線を受けて電子(-)と正孔(+)に別れます。電子の持つ還元力と、正孔の持つ非常に強い酸化力により空気中の酸素や水から、活性酸素を生成します。
この活性酸素は、その強い酸化力によって、表面に付着した種々の有機物を分解し、細菌を殺し、臭いを分解します。

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何でも分解できる?魔法の万能薬ではありません

空気(酸素)触媒

酸素触媒は強力な酸化還元反応によって、表面にある有機化合物やタバコのヤニ等の汚れ、大腸菌やウィルス等々さまざまなものを分解してくれます。しかしながら、あらゆる物を一気に分解してしまうとカン違いされるむきもありますので注意が必要です。酸化還元反応は適切な量と条件のもとで起こるものです。光触媒もそうですが、無光型酸素触媒は大量の物質を分解するには不向きですが、少しのものが徐々に増えてくるものに対しては大きな効果があります。

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空気触媒、ビジネスパートナー募集開始

お知らせ

当社では主に室内の消臭工事、防カビ工事を中心にセラグランの施工を行ってまいりましたが、想像していた以上の効果と反響の大きさを実感しています。しかしながら問題点もいくつか発見しました。親水性防汚コーティングについては素材によっては耐久性に問題もあり、素材ごとの新製品と施工方法を研究中です。光触媒然りですが、万能のイメージだけを信じて施工するとクレームになります。効果のあるターゲットを絞って営業展開する必要があると思います。そこで、平成18年3月から、全国120社限定でビジネスパートナーの募集を開始いたしました。会費制です。当社のノウハウと技術を提供します。未解明の部分や問題点も隠さずお教えします。当社と共にビジネスモデルを築き上げる事業にご協力下さい。
入会金等一切不要 月会費のみです。詳しくはお問い合わせください。

空気触媒と光触媒比較

空気(酸素)触媒

空気・光触媒比較 セラグラン:空気触媒 光触媒
紫外線照射 紫外線は不要(冷暗所で効果が現出する) 紫外線がなければ効果はない
有機バインダー 剤 必要としない 必要とする場合が多い
密着性 耐洗濯性能、擦過に優れる バインダーの性能に影響される
変色・風合い 変色なし、風合い変化なし 白くなることがある
透明性 無色透明 超薄膜でなければ白濁する
塗膜性 スプレー、浸漬等で簡単 熟練技術が必要
養生 必要としない 必要とする場合が多い
施工コスト 効率が良く安価になる コスト高
温度制限 消臭は6℃以下では効果がない 消臭は6℃以下では効果がない
経時変化 溶液、活性の経時変化なし 長時間の保管で変化する
基材の損傷 保護膜機能として働き、損傷なし バインダーと基材を損傷する

酸素触媒(空気触媒)とは?

空気(酸素)触媒

光(紫外線)によって効果を発揮する、光触媒とちがい、空気中の酸素と化学反応することで、VOC(揮発性有機化合物)を分解します。紫外線の無い暗室でもむらなく効果を発揮します。またVOCを分解しながら、マイナスイオンを発生させ、室内の空気浄化をします。

触媒とは、半導体のような性質を持ち合わせる物質です。何らかのエネルギーが加わる事により、自分自身は変化せず、物質変化や異なった作用を及ぼします。「セラグラン」は、空気中に含まれる酸素・水分・温度(常温)で反応を起こし、汚れ、ニオイ、細菌の元となる有機物を分解します。又、防汚タイプのコーティング膜は親水性となり、帯電防止効果で汚れが付き難く、落ち易くなります。紫外線照射によって効果を発揮する光触媒酸化チタンを出発原料とし、それをリン酸と反応させた事で、光を全く必要としない、暗所においても抗菌・消臭・防汚等の効果を発揮する画期的な化合物、それが「セラグラン酸素触媒」です。酸素触媒(リン酸チタニア)は従来の、光(波長380nm以下の紫外線)が当たって働き出す光触媒(酸化チタニウムや二酸化チタニウムなどと呼ばれる)と違い、空気中の酸素と反応して効力を発揮します。

ただ、瞬時にvocや菌、においを分解し消し去るものではありません。光触媒と同様に、空気中に存在する目に見えない有機物や菌、ウイルスを時間をかけ分解するものです。

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