2005/03/22 酸素触媒(空気触媒)とは? 空気(酸素)触媒

光(紫外線)によって効果を発揮する、光触媒とちがい、空気中の酸素と化学反応することで、VOC(揮発性有機化合物)を分解します。紫外線の無い暗室でもむらなく効果を発揮します。またVOCを分解しながら、マイナスイオンを発生させ、室内の空気浄化をします。

触媒とは、半導体のような性質を持ち合わせる物質です。何らかのエネルギーが加わる事により、自分自身は変化せず、物質変化や異なった作用を及ぼします。「セラグラン」は、空気中に含まれる酸素・水分・温度(常温)で反応を起こし、汚れ、ニオイ、細菌の元となる有機物を分解します。又、防汚タイプのコーティング膜は親水性となり、帯電防止効果で汚れが付き難く、落ち易くなります。紫外線照射によって効果を発揮する光触媒酸化チタンを出発原料とし、それをリン酸と反応させた事で、光を全く必要としない、暗所においても抗菌・消臭・防汚等の効果を発揮する画期的な化合物、それが「セラグラン酸素触媒」です。酸素触媒(リン酸チタニア)は従来の、光(波長380nm以下の紫外線)が当たって働き出す光触媒(酸化チタニウムや二酸化チタニウムなどと呼ばれる)と違い、空気中の酸素と反応して効力を発揮します。

ただ、瞬時にvocや菌、においを分解し消し去るものではありません。光触媒と同様に、空気中に存在する目に見えない有機物や菌、ウイルスを時間をかけ分解するものです。

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