目がチカチカする。のどが痛い。アタマが痛い。体がだるい。吐き気がする。喘息。アレルギー性皮膚炎・・・。
建材などが出す揮発性化学物質(VOC)に体が拒絶反応を示すことで起きる『シックハウス症候群』 『今までは平気だったから、自分は大丈夫』ということは言えません。』 『去年まで平気だったのに、今年から・・・』という花粉症のようなものです。
それは揮発性化学物質は体内に蓄積されるので、個人の許容度を越えた時、突然症状が現れるからなのです。
それでも『シックハウス症候群』は軽度な症状であり、香水・整髪料・芳香剤などにも拒絶反応を示すようになり、普通の生活すら送れなくなる『化学物質過敏症』の前段階であるといいます。  
VOV(揮発性有機化物)
2002年厚生労働省によって、ホルムアルデヒドを含む計14種類の化学物質が指定されています。2000年の国土交通省の調査によると30%弱の住宅で、ホルムアルデヒドの室内濃度がガイドラインを超えていたそうです。

消費者からも『健康・安全住宅』を求める声が高まっており、今後も段階的に規制が強まってくると予想されます。施工事業者もVOCを低減する努力が求められてきています。